みなさんこんにちは、しばです。
「筋トレをしている」と言うと、「何のためにしているの?」「筋トレの筋肉って、使えない筋肉なんでしょ」という言葉を耳にすることがあります。
個人の意見なので否定するつもりはありませんが、日本には筋トレに関する偏見と間違った知識があることも確かだと思います。
日本における、スポーツジムならびにその関連施設に入会している人は、人口の約3%だそうです。
かなりの少数派ですね。
さらに、スポーツジムに100人いたら、ランニングマシンなどで有酸素運動をする人と、エアロビやヨガなどのスタジオレッスンをする人が60~80人くらいじゃないでしょうか。
筋トレをしている人は、残りの20人程度、もしくはもっと少ないかもしれません。
これだけ少数なので、変な眼で見られてしまうのも仕方ないことかもしれません。
しかし、筋トレは素晴らしいものであり、人生に活気を与えてくれます。
日々頑張るトレーニーの一人として、筋トレに対するネガティブなイメージに答えていきたいと思います。
目次
筋トレに対するよくある質問
Q.なんのために筋トレしているの?
A.自分のためです
これはもう即答です。
自分のため以外の何物でもありません。
自分が理想とする体に少しでも近づきたい、それだけです。
自己満足の世界です、趣味ですから。
「そんなのやって意味あるの?」なんていう言葉をかけられることもありますが、別にいいんです、自分の好きでやっているんで。
筋トレだって、趣味の一つなんです。
みなさんだって、趣味の一つや二つありますよね?
テニス、ゴルフ、楽器などの趣味には何も言わないのに、何で趣味が筋トレだと「何のためにやっているの?」になってしまうんでしょうか。
じゃあ、あなたの趣味は何のためにやっているんですか?
自分の人生を豊かにするためなんじゃないですか?
筋トレだってそれと同じです。
そんな筋肉質な体になりたくない
A.そんなボテっとした体になりたくない
お互いこう思っているんじゃないでしょうか。
「筋肉ばっかデカくて気持ち悪い」「威圧感があって嫌だ」
「お腹だけ出ててだらしない」「大事な人一人も守れなそう」
いいんじゃないですか、お互い様です。
心の中で思っている分には自由ですし。
あ、口にしたらいけませんよ。
口にしたら悪口ですからね。
その筋肉って使えないんでしょ?
A.使えない筋肉なんてありません
筋トレをしていて一番よくいわれる言葉が「それって、使えない筋肉なんでしょ?」です。
この質問は圧倒的に多いです。
そもそも、使えない筋肉ってなんですか?
おそらく、「見た目だけでスポーツとかができるわけじゃない」という意味で言われているのだと思いますが、はっきり言っておきます。
使えない筋肉なんてありません!
スポーツのトッププレイヤーも筋トレしています!
逆にお聞きしますが、ハンマー投げの室伏選手は筋トレしなければもっと記録を伸ばせたということですか?
陸上のウサインボルト選手は、筋トレしなければもっと速く走れたということですか?
サッカーのクリスチアーノ・ロナウド選手は、筋トレしなければもっと点を取れたということですか?
「いやいや、私が言っているのは、ボディメイクでつけた筋肉は使えないでしょってことですよ」
なんて反論がきそうですね。
別にいいじゃないですか、スポーツで使えなくても。
ボディメイクは、スポーツのスキルを上げるためにやっているのではありません。
あくまで、体の見栄えを良くするためにトレーニングしているんです。
サッカー選手に、「その筋肉、野球じゃ全然役に立たないな」とか、短距離の選手に「その筋肉、水泳じゃ何の役にも立たない」なんて言わないですよね?
それと同じです。
あくまで「ボディメイク」のためにトレーニングしているのですから、他のスポーツで役に立たないなんて当たり前のことです。
もし、何かしらのスポーツで成績を残したいなら、そのスポーツに合ったトレーニングをします。
ボディメイクしている人は、ボディメイクに合ったトレーニングをしているだけです。
「そもそも、ボディメイク自体が無意味。普段の生活に何か役に立つの?100kgなんて持ちあげること、普段の生活にないじゃん」
なんて言われることもありますが、一つ質問です。
あなたは、普段の生活に役立つこと、もしくは、何かしら意味がないとやらないのですか?
そもそも、スポーツ全般に関しても、普段の生活でそのスキルを発揮することなんてほとんどないでしょう。
私はボディメイクを楽しんでやっていますし、なにより良い体になることに満足感を得ています。
それで十分です。
別に普段の生活に役に立たなくたって、自分が楽しんでやっていればいいんじゃないでしょうか。
潮干狩りを楽しんでいる人の隣に行って「そんなのスーパーで買えるよ。時間の無駄」なんていいますか?
その人の満足感はその人のものです。
少なくとも私は、他の人より良い体をしているという点で、筋トレでつけた筋肉は使えると思っています。
「そんな筋肉ムダ」なんて言わないで、その人はその人なりに努力している事を温かい目で見守ってもらえるとうれしいです。
あなたはあなたの信じる道を行けばいい
正直、他人に迷惑をかけていないのだったら、自分の信じるものを頑張ればいいと思います。
医学の世界でも、大きく分けると東洋医学と西洋医学があります。
漢方なのか、薬剤なのかという違いですね。
病気を治す時、どちらを信じるかはその人の自由です。
自分に合ってると思う方を取り入れればいいんです。
私は、筋トレが健康にもいいし、ストレス発散などにもなるので、とてもいいものだと思っています。
でも、他人から見れば、関節を痛めたり、タンパク質の摂りすぎで肝臓を悪くするんじゃないかなど、体に悪いイメージを持つ人もいると思います。
何が大事で何を信じるかはその人自身の問題なので、周りがとやかく言うことではないと思います。
また、自分が信じて疑わないものだったとしても、他人に強要するのはやめましょう。
私は、筋トレが素晴らしいものだと思っていますが、それを押しつけるようなことはしません。
でも、筋トレに少しでも興味がある人には、是非、筋トレの素晴らしさを分かってもらいたいとは思っています。
一部の人が筋トレのイメージを悪くしているのも確か
本気でボディメイクをしている人は、他の一般の人と比べて体が大きいです。
そのため、スポーツジムなどで知らないうちに威圧的にとられている場合もあります。
私もスポーツジムに通い始めの頃は、ゴリゴリのマッチョが筋トレしていると「なんかあそこには近づきにくいな…」と思っていました。
それだけ、体が大きいということは、知らないうちに威圧的にとれてしまうものなんです。
特に、女性ならばなおさらでしょう。
だからこそ、筋トレをしているマッチョは謙虚でいなければいけないと思っています。
しかし、残念ながら中には威圧感を振りかざす人もいるのが事実です。
ジムの中で、他のトレーニングしている人たちに「あとどのくらい?」と早く終わらせることを強要したり、器具を何個も掛け持ちでトレーニングしたり、大きな音をたててトレーニングしたりしている人がいます。
ただでさえ威圧的なマッチョがそんなことをしていたら、周りの人はいい気分しないでしょう。
YouTubeの動画などでも、セットの終わりに器具を放り投げるようにして「やってやったぜ!」みたいな顔をしながらトレーニングしている人がいますが、あれを公共のジムで真似るのはやめましょう。
やるなら自分の家か、自分の経営しているジムの中だけにして下さい。
迷惑ですし、器具が傷みます。
誰もあなたの筋トレに興味なんてありません。
力自慢したいなら、パワーリフティング専門のジムにでも行って下さい。本職の人からしたら相手にならないでしょうけど。
残念ながら、こういったマナーの悪い一部のマッチョが、筋トレに対するイメージを悪くしているのも事実です。
どんなに良い体をしていても、どんなに頭が良くても、どんなに優れていても、それを威張り散らしたり傲慢な態度をとっていてはイメージが良くありません。むしろマイナスです。
自分の体を自慢するのは、大会会場だけにしておきたいですね。
まとめ
スポーツジムに通って筋トレしている人は、日本ではまだまだマイナーです。
筋トレしていない人からしたら、「なんでやっているの?」という疑問が生まれても仕方ないことでしょう。
しかし、筋トレもあくまで趣味の一つということをご理解下さい。
筋トレしている人は楽しんでいますし、輝いています。
もし、少しでも興味があるなら、友人を誘ってスポーツジムの扉を叩いてみてください。
意外と面白いかもしれませんよ?
その時は、一緒に筋トレを思う存分楽しみましょう!
それでは、また!