みなさんこんにちは、しばです。
前回の記事では、私が格闘技の門を叩くまでの経緯を紹介させてもらいました。
「始めたいけど、勇気がない」
「実際、どんな雰囲気なの?」
「女性なんだけど、大丈夫?」
と、思われている方もいるのではないでしょうか。
今回は、私が実際に格闘技を体験してきた内容をお伝えできればと思っています。
ちなみに、今回私が体験したのは空手ベースの総合格闘技です。
なので、師範の方や道場生の方達はみんな道着です。
カッコいい!
まず、着いて一番最初の印象は、「ガラス張りじゃないんだ」でした。
よく、ガラス張りで中の練習風景がわかるところがありますが、美容院にしてもそういうところは落ち着かないタイプなので、とてもありがたかったです。
女性の方も、外からは見えないほうがいいという人が多いんじゃないでしょうか。
中に入ると、少年の部の子供たちが汗をかいて練習していました。
「このくらいの年齢から始めたかった」と、やっぱり思ってしまいますね。
そんなこと言っても意味ないんですけど。
教えて下さったのは、道場長の方。
この方、経歴が凄過ぎて、詳しく書くと誰だか分かってしまうので、ここでは割愛させてもらいます。
武道の師範となると、厳格で怖そうといったイメージが勝手にありましたが、ものすごく優しい方でした。
物腰もやわらかくて、「本当にすごい人はこうなんだなぁ」と感じたほどです。
その日は、試合も近いということで、道場生3人が最後の調整の練習をしていました。
「今日は練習の風景を見て終わりかな」と思っていたら、「一緒にやりますか!」とのこと!
「え、いいんですか!?」
と、即答でした(笑)
付き添いで来てくれた方も、久しぶりの稽古に燃えている感じでした!
まず始めは、基本の構えから。
教えてもらった通りに構えてはみるものの、全然様になっていない…。
まぁ、初めてなんで、ご愛嬌ということで。
基本の構えからの、ジャブ、ストレートの打ち方も簡単に教えてもらいました。
シュッシュッ!
次に、数分間のシャドー!
ただ、いきなり「じゃあみんなでシャドーをやるよ」と言われても、知っている技が少なすぎる!
他の人たちは実に様々な技を繰り広げて、まるで目の前に敵がいるかと見間違えるほどの見事なシャドーを繰り広げている中、
たったさっき教えてもらったジャブとストレートの打ち方しか分からない私は、ひたすらその二つの技を連発するのみ!
ジャブ、ストレート
ジャブ、ストレート
たまに、ジャブ、ジャブ、ストレート
このくらいしかバリエーションがない…。
加えて、打ち方も全然様になっていないため、一人だけワチャワチャして疲れているだけになってしまいました。
んー、シャドーはレベルが高い!
次に、教えてもらった二つの技を引っ提げて、サンドバッグを叩かせてもらえました。
キックの仕方も習得し(見た目だけ)、技が三つに!
これで勝てる!
(何に?)
さて、恐る恐るサンドバッグを必殺の初心者ストレートで叩いてみると、まぁ重い!
そして固い!
サンドバッグを吹き飛ばす勢いで打ったのですが(気持ちは)、こっちの手首が吹っ飛ぶところでした。
あぶない!あぶないよ!!
こんなに硬いなら最初に言っといて~!
という感じでした。
みなさんも、サンドバッグを叩く機会があったら、まずどれくらいの硬さなのか確かめてから叩きましょう。
それにしてもこのサンドバッグ、とても楽しい!
もう夢中になって叩いていました。
特に、キックが綺麗に入った時の「スパーンッ!」という音が、最高に気持ちいいんです!
シャドーと違って、サンドバッグという明確な対象物がある方が、初心者でも取り組みやすいと感じました。
ちなみに、付き添いで来てくれた方は、「この人どうしちゃったんだ?」と思うくらいに、サンドバッグを滅多打ちにしていました。
サンドバッグが揺れる揺れる。
もう、肘も膝も使って一心不乱の打ち込み。
怒らせたらヤバいパターンの人です、いや、ほんと。
そして、最後はミット打ち!
これが、今回の体験の中で一番楽しかったです。
師範の方が持ってくれているミットを、言われた通りに打つ練習です。
最初は「ジャブ、ストレート、ジャブ」と言われても、頭がついていかず、テンポが悪かったのですが、慣れてくるとまぁ楽しい!
リズムに乗って、実際に人に打ち込んでいるような感覚になれます。
師範の方を追いかけ、動き回りながらの練習なので、躍動感がサンドバッグと比べて全然違います。
もうこれだけ一日中やっていたいくらいでした。
実際に格闘技をやってみると、「こんなにも楽しいのか!?」と感動しました。
すがすがしい汗をかき、体験が終わるころには入会する決心がついていました。
若いころから始めたかったという気持ちは今でもありますが、今からでも十分に楽しめそうだと思えたからだと思います。
男性だけでなく、女性の方も十分に楽しむことができると思います。
日頃のストレス発散に最適です!
私の体験した道場もそうですが、場所によっては女性専用クラスが用意されているところもあるので、行きやすいのではないでしょうか。
後日、誓約書と入会金を持って、再び道場を訪れることになるので、その後どう進化したのか、お話しできればと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また!